私たちは戦争や環境破壊のない平和な社会を創るために何をするべきか考え行動してきた中で、地球温暖化問題は避けて通れないという思いから、この団体を作りました。 今、地球温暖化からの気候激変も止められず、そのうえピークオイル後のエネルギー危機にも対処できずに私たちは滅びていく途上にあるように見えます。 世界は1972年のローマクラブ発表の「成長の限界」のシナリオ通りに進んでいます。 日本でピークオイルが過ぎ、EROI (エネルギー投入量当たりのエネルギー獲得量)が急速に減っていることが経済停滞の原因だと指摘する方はほとんどいません。 私たちは、ピークオイルが来る前に自然エネルギー100%の社会を作り上げていなければならなかったのです。 ここまで来たからには縮小もこれまた自然な事と、覚悟を決めて生活していきましょう。
ピークオイルとは 日本では、ピークオイルについて報道されることがなぜかなかったので議員でも一般人並にこのことについて知らない。 未だに、道路や橋やダムをつくることを誓約していたりするが無駄使いもいいところ。食糧、エネルギー自給をしなければいけないが日本に残された時間は少ない。 EUもアメリカも中国も目の色を変えたように自然エネルギーの導入拡大を急いでいる。2015年にも石油の輸出が止まる可能性も言われていてみな必死だ。のんきなのは日本だけ。 自然エネルギーの導入拡大が進まなければ、日本は終わりだというのに。
原発について感じること。 原発事故を、交通事故と比べて、たいしたことがないという方がいるが それは、比較がおかしいと思う。放射能汚染によって国土そのものが使えなくなってしまうのだから。たまたま今回の事故は福島で偏西風帯にある日本にとって海に向かって風が吹くことがほとんどだったのでこのぐらいの汚染で済んだ。もし九州電力の玄海原発の事故だったら、偏西風に放射性物質が乗り、日本列島は隈なく汚染され、住めない場所になってしまうだろう。 原発のエネルギー収支はどうなのだろうか。使用済み核燃料の冷却に使うエネルギーはどのぐらいなのだろうか?、原発は、外部からのエネルギーがなければ、自身をコントロールできず爆発してしまうことも分かった。石油の輸入が止まった時にこんなものを残しておいていいとはとても思えない。いいかげんに目を覚ましてほしい。 もうすぐ、車社会は終わる。エネルギーを出来るだけ使わずに、快適に便利に暮らすこともできる。必要なものと必要ないものを見極める目を皆が早く持ってほしいと思う。 エネルギー問題について纏まっているサイト 新クラッシュコース(英語) 旧クラッシュコース(英語) 旧クラッシュコース(日本語)

2011年04月16日

2011年04月15日

原子力は必要なくなる・・・私たちがだまされなければ⑤

この記事は以前に「原子力は必要なくなる・・・私たちがだまされなければ⑤」という題
で書きかけだったものです。以下のまとめです。

http://sokuontatebayasi.gunmablog.net/d2009-04.html
http://sokuontatebayasi.gunmablog.net/d2009-05.html

もう一度、原子力を考える。

原子力発電は出力の調整ができない。運転しているときは昼も夜も一定の量の発電がある。
家庭の電力消費は朝と夕方から寝る前が多く、産業の電力消費のピークは昼間だ。
その為に深夜の電力が余ってしまう。その為に電気捨て場と言える、揚水発電という
無駄な公共事業が行われて来た。とにかく原発を作るためには、深夜電力の受け皿を
増やさなくてはいけないわけで、オール電化住宅は、一般住宅よりもCO2排出は微妙に
増えるとも言われている。電力でなくては出来ないことと、電力でなくても出来ることを
見極めて、無駄な電力を使わないようにしていこう。
エコキュートの寿命は10年ほどらしいので、買い替え時には、太陽熱利用を考えてほしい。
天窓をつけることが出来れば、昼間の灯りを電気で行う必要もない。
家の断熱を高めることが出来れば、冷暖房費を抑えられる。
ドイツでは、新規住宅の断熱基準は無暖房だ。暖房器具なしで生活できる。
オール電化がイメージだけで、実際にはエコではないこと。電力消費を増やすため
に考えられた日本独自のおかしな制度だということは知ってほしいと思います。

  


Posted by こまちゃん at 08:44Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年04月14日

この癒着を創り上げた自民党の責任は

ニュース解説 眼 4/7(木) 電力会社とメディア



電力会社はテレビ、ラジオ、新聞、雑誌メディアを広告料と恫喝とで原発批判が
できないように牛耳ってきた。
小学校、中学校に環境教育といって原発推進安全デマで子どもたちを洗脳しても来た。
原子力ポスターコンクールなどという、恐ろしい教育洗脳も行って来た。
昨年で17回目。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/06/attach/__icsFiles/afieldfile/2010/06/21/1294983_01_1.pdf

原発反対を表明したりした芸能人や学者は仕事を干されたり、
そもそもメディアに出してもらえないということは日常茶飯事だった。
歌手はレコードが販売禁止にもなった。
こんなことが何十年も続いて来たわけで、日本の異常さにもっと国民は怒らないといけない。
原発に投資しないで自然エネルギーに投資していたら、今頃日本は100%自然エネルギー
でエネルギー自立国になれていたはずなのだ。
今、怒らないでどうするのだろう。



あともう一つ言っておきたいのが自民党の責任だ。この体勢を創り上げたのは自民党なのに
今回の震災ではだんまりを決め込んでいる。
ものすごくずるい感じがするのだが、誰も何とも思わないのだろうか?  


Posted by こまちゃん at 20:57Comments(2)原発、核燃料再処理

2011年04月13日

【東京電力】安全をうたった福島原発CM集



見ていてとてもむなしいCMです。
安全確認や情報共有なんてやってなかった。
今回の事故の9ヶ月まえに福島第一原発2号機では電源喪失、水位低下、メルトダウン寸前
という事故を起こしています。それをマスコミ発表せず、3号機にMOX燃料を投入したのです。
こういう異常な体質が今回の事故に繋がっているのは明白です。
今後、責任追及していかなくてはならないことです。

参考:あわやメルトダウン、福島第一原発2号機電源喪失水位低下 2010年 06月19日
http://skazuyoshi.exblog.jp/12828796/
  


Posted by こまちゃん at 19:54Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年04月12日

東電、フリージャーナリストを排除しようとする

【拡散希望】東電、フリージャーナリストを排除しようとする。http://www.ustream.tv/recorded/13949665


東電会見後、ぶら下がり規制に対する岩上安身による抗議

  


Posted by こまちゃん at 22:36Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年04月09日

チェルノブイリ「地獄は25年後の今も!」

フライデー
http://www.bitway.ne.jp/kodansha/friday/scoopengine/

現物は買ってくださいね。



―――以下見出し―――
「恐怖の症状&驚愕データ」を明かす
【総力取材】「内部被曝」に立ち向かう
「直ちに健康に悪影響を及ぼさない」「レントゲン1回分だから安心」
──政府の言葉はもう信用できない。
汚染が身体を蝕んでいく恐怖に、我々はどう立ち向かえばよいのか。

子供たちが白血病や甲状腺がんに冒された。そして次の世代にも先天性異常として拡
がった
チェルノブイリ「地獄は25年後の今も!」【衝撃写真&告白】

「皮膚がボロボロになった夫は《東日本》大震災の直前に亡くなりました」そう語る
妻も2度の自殺未遂を
《東海村》JCO臨界事故 犠牲となった住民《大泉昭一さん》の「被曝写真」

【潜入ルポ】放射線量が増大し作業はますます危険に
福島第一原発「被曝覚悟で闘う現場作業員たち」

【衝撃写真!】3号機の建屋で作業員が汚染水に浸かった事故 ──同様の被曝はか
つて敦賀原発で起きていた
ベータ線熱傷「黒褐色に爛れた肌、地獄の苦しみ」

「人類の災禍だ。世界を汚しやがって!」この国は今、世界からどう見られているの

海外メディアが報じる「被曝列島ニッポン」
―――――――――



フライデー 4月15日号
「恐怖の症状&驚愕データ」を明かす
【総力取材】「内部被曝」に立ち向かう
http://www.bitway.ne.jp/kodansha/friday/scoopengine/



「直ちに健康に悪影響を及ぼさない」「レントゲン1回分だから安心」
──政府の言葉はもう信用できない。
汚染が身体を蝕んでいく恐怖に、我々はどう立ち向かえばよいのか。


 内部被曝ひばくという“見えない悪魔”が、我々の身体を蝕むしばみ始めている可
能性がある──。

 福島第一原発の放射能漏れ事故から3週間が経ち、放射性物質が東日本全体に広
がっている。福島県内はもちろん、埼玉、東京、神奈川、そして静岡でも、放射性ヨ
ウ素に加え、体内に入ると様々な臓器に蓄積され、がんを引き起こす可能性があると
いう「セシウム137」を検出。水道水や農産物、原乳などへの汚染が、報告されてい
るだけで1都14県に及んでいるのだ(被害の詳細は、図参照)。

 こうした事態に至っても政府は「安全」を繰り返すが、これを鵜呑みにしては危う
い。私たち一人一人が現状の危険度を自ら判断する必要がある。この特集はいたずら
に恐怖を煽あおるものではなく、専門家の分析やデータから、「今何が起きているの
か」「これから何が起きる可能性があるのか」を示し、今後の行動を考える一助にし
てもらうべく組んだ。

 まずは'03年から原爆症集団認定訴訟で内部被曝について証言を行っている、琉球
大学名誉教授の矢ヶ﨑克馬やがさき かつま氏が、放射性物質の拡散について解説す
る。

「内部被曝とは体内で放射線が飛ぶことを指し、空気中の放射性物質や汚染された水
や食料を体内に入れることで起こります。セシウム137などの放射性物質は、とても
小さい粒子でスギ花粉の10分の1ほどの大きさしかありません。私は“放射性の埃ほ
こり” と呼んでいますが、この埃が原発の上空100mの高さに吹き上げられ、毎秒4
mの風にのると、優に1500km離れた場所にまで飛ばされるのです。これほど小さな放
射性の埃が体内に入るのを防ぐことは、マスクをしているぐらいでは不可能でしょ
う。福島県はおろか、私の考えでは東京に住んでいる人も内部被曝しているはずで
す。

 テレビに出演する専門家たちは『直ただちに健康に悪影響を及ぼす放射線量ではな
い』という言い方をしますが、大量の放射線量でなければ、すぐには人体に影響を及
ぼさないのは当然です。放射性物質は体内で“蓄積”され、何年か後に身体に変調を
きたす可能性があるから問題なのです。そもそも、政府が発表しているような『浴び
ても安全な放射線量』などありません。放射線は、人体に悪影響を及ぼすものです」

 政府の発表やテレビの報道では、各地に飛散している放射線量を、レントゲンを1
回受ける量と比較して安全を強調している。「胸部のレントゲンは1回で50マイクロ
シーベルトの放射線を浴びるから、福島県飯舘いいたて村で3月23日に観測された13
マイクロシーベルトという放射線量は問題ない」というような表現だ。

 元放射線医学総合研究所主任研究官・崎山比早子さきやまひさこ氏が、こうした比
較に疑問を呈する。

「発表されている観測数値は、その土地で1時間に受ける放射線量です。同じ場所に
長時間いれば、当然より多くの放射線を受けます。1時間の数値だけで、人体への影
響を判断することはできません。ましてやレントゲンは一瞬で受ける数値。比較対象
にはならないのです」

 例えば10マイクロシーベルトの放射線量の屋外で一日8時間過ごし、それが連日続
いていけば──前述したように、体内に“蓄積”されることこそが問題なのだ。その
意味で、短時間の数値ではなく、事故発生からの、その土地の“総量”を政府が示さ
なければ真の危険基準にはならないことになる。

 さらに政府は放射線を防ぐために、福島第一原発から半径20km~30km圏内に住む
人々に対し「屋内退避」を求めている。マスコミの中には、屋内にいれば被曝しない
と報じているものもある。「こうした措置では被曝から逃れられない」と指摘するの
は、放射線防護学を専門とする立命館大学名誉教授の安斎育郎氏だ。

「放射線の中には、物質を通り抜ける透過力の強いガンマ線と呼ばれるものがありま
す。ガンマ線は紙やプラスチック、アルミニウムなどの薄い物体だけでなく、ガラス
も通り抜けてしまうのです。建物のすべての窓を閉め切って、屋内でじっとしていた
としても、放射線を完全に防ぐことは不可能でしょう」

「だるくて仕方がない」

 では内部被曝すると、具体的にどんな病気を発症するのだろうか。報じられている
小児甲状腺がん、白血病などのがんだけでなく、次のような病気もある。

 元「日本被団協原爆被爆者中央相談所」理事長の肥田舜太郎ひだしゆんたろう氏
は、内部被曝したと思われる2000人以上の患者を65年間にわたり診てきた内科医であ
る。'45年8月6日、広島へ原爆が投下された直後に軍医として爆心地に入り、自ら
も内部被曝した経験を持つ。今年で94歳になる肥田氏が、発症した内部被曝者の実例
を紹介する。

「症状や発症時期は、人によってバラバラです。被曝直後に下痢や高熱を訴えた人も
いますし、20年以上経ってからがんや白血病になった人もいます。もちろん何の病気
もせず元気な人も大勢いるのですが、残念ながら内部被曝の研究は、まだほとんど進
んでいません。ただ発症した大半の内部被曝者に共通する、独特の症状があります。
俗に『ぶらぶら病』という、極度のだるさに襲われる症状です。私は被曝した人以外
には、こんな奇妙な症状を見たことがありません。

 一例を紹介しましょう。'65年頃、私の診療所に来た岡山県出身の当時40歳の男性
です。彼は兵隊として原爆の投下された数日後に広島に入ったそうですが、戦後20年
経っても健康に大きな障害はありませんでした。しかし彼は私に『最近だるくて仕方
ないんです』と訴えます。そのうち『先生、ちょっと失礼します』と言って、机に
つっぷしてしまいました。『大丈夫ですか?』と声を掛けると、イスにも座っていら
れない様子です。最終的には、床にあぐらをかいたかと思うと、そのまま横になって
しまいました。実家は農家らしいのですが、彼はその後仕事もできなくなりました。
高齢になった現在でも、寝たきりの生活を送っています。

 私はこうした患者を、数百人も診てきました。彼らは外傷もなく一見問題ないので
すが、なかには欠勤を繰り返し職を失い家族にも見放されたり、『自分は怠け者なの
か』と悩み精神的に追い込まれ自殺してしまった人も数多くいるのです」

 肥田氏自身も、広島の爆心地から出た数日後に激しいだるさを感じたと語る。

「当時の私は広島市郊外の戸坂へさか村の農家で、看護師7人とともに2万人にのぼ
る被曝者を診察していました。凄まじいだるさに襲われたのは、診療を始めてから4
~5日後です。最初は疲れが出たのかと思いましたが症状はひどくなる一方で、しま
いには立っていられなくなりました。一度横になってしまうと起き上がれず、39度近
い高熱にうなされ、口や鼻だけでなく目からも出血し始めたんです。幸いだったの
が、8月15日の終戦後に四国や九州の部隊から100人ほどの軍医や衛生兵が助けに来
てくれたことでした。毎日輸血を受け体内の血が入れ替わると、見違えるように元気
になったんです」

 肥田氏は自らの体験から、現在でも内部被曝の研究を続けている。その研究の中
で、'86年のチェルノブイリ原発事故が日本にも影響を及ぼしている可能性を指摘し
てきた。肥田氏によれば、事故の起きた '86年に、北日本にセシウム137が大量に飛
散し、'90年までは10万人に対し4人程度だった乳がんの年間平均死者数が、'97年~
'99年の3年間で4倍に激増した。その事実を訴えてきたのである。

 以下が厚生労働省の発表を基にした、同3年間の、北日本6県の乳がんによる年間
平均死者数だ。

・青森県15人
・岩手県13人
・秋田県13人
・山形県13人
・茨城県14人
・新潟県12人

「'86 年にセシウム137が大量に飛散してから、10年~12年後に乳がんの死者が増加
しました。これは6県の女性が、乳がんを発病してから死亡するまでの平均時間に一
致しています。もちろんこのデータだけで、チェルノブイリからの放射性物質が乳が
んの増加をもたらした原因とは言えません。しかし北ヨーロッパ各地でも、'90年代
に入り小児甲状腺がんの死亡者が急激に増加したことを考えると、原発事故が何らか
の影響を及ぼしたと推定できるのです」(前出・肥田氏)

スリーマイル島の19万倍

 現在の東日本地域は、チェルノブイリ事故が起きた当時の状況に近づきつつある
と、前出の安斎氏は分析している。

「3月20日から21日の茨城県ひたちなか市の土地のセシウム137の値は、1万3000メ
ガベクレル/平方キロメートルに及んでいます。チェルノブイリ事故の汚染地の値
が、3万7000メガベクレル/平方キロメートルでした。つまり、ひたちなか市でも、
チェルノブイリの3分の1の値にセシウムが達しているのです。セシウム137の半減
期は30年ほどですから、今後も蓄積されて増えることが予想されます。東日本の汚染
は、さらに進む可能性が高いのです」

 さらに米国の市民団体IEER(エネルギー環境調査研究所)は、3月29日に驚愕の研究
結果をまとめた。福島第一原発から放出されたセシウム137などの放射性物質の総量
は、'79年に発生した米国のスリーマイル島原発事故の、実に14万~19万倍に達する
と発表したのである。会見でIEERのアージャン・マキジャニ所長は、こう警告した。

「福島第一原発は、深刻な状況にあります。原子力国際評価尺度の危険度で、スリー
マイル島事故と同等のレベル5だと主張する日本政府の公式見解は幻想としか思えま
せん。日本政府は、誤解を招くような発表を控えるべきです。福島の危険度は、明ら
かにチェルノブイリに準じるレベル6に当たります。何らかの対策を立てなければ、
事態はさらに深刻になるでしょう」

 こうした日本政府の認識の甘さに、前出の肥田氏が憤いきどおる。

「政府もテレビに出ているような専門家たちも、混乱を避けたい一心で無責任に『安
全だ』『問題ない』と言い続けていますが、とても信用できません。福島第一原発は
放射性物質を大気や水に放出し続け、どんどん危険度合いが高まっているのは間違い
ないのです。

 これだけ放射性物質が蔓延すると、“悪の食物連鎖”も防ぎようがありません。水
や土壌の汚染が拡大し、それらを摂取した魚や動植物がさらに全国に拡散する。汚染
された食料を口にする前に、水で洗えば大丈夫というレベルではなくなるでしょう。
このままの状態を放置して、数年~十数年後に東日本にがんや白血病、さらには『ぶ
らぶら病』の患者が溢れ出したら、政府はどうやって責任を取るのでしょうか。私は
勇気を持って東日本から市民を退避させることも、選択肢の一つだと思っています。
国民一人一人も、冷静に考えるべきです」

 こうした識者たちの声を、政府はどのように受け止めるのだろうか。

水道水の汚染データは、最大値を採用。日付と検出地は、ヨウ素、セシウムの順に掲
示。大気データは、3/16~28の期間の最大と最小の数値を掲載。農産物は主なもの
を掲示。いずれも3月29日までの状況



フライデー 4月15日号
子供たちが白血病や甲状腺がんに冒された。そして次の世代にも先天性異常として拡
がった
チェルノブイリ「地獄は25年後の今も!」【衝撃写真&告白】
http://www.bitway.ne.jp/kodansha/friday/scoopengine/



 ベラルーシの首都ミンスクにある小児血液病センター。そこでは、白血病や甲状腺
がんの子供たちが治療を受けていた。重病患者の病室は、どこも疲れ果てた母親と子
供でいっぱいだった。

「子供が病気になった原因は、チェルノブイリの事故よ」

 大半の母親がそう述懐した。──これは'93年にジャーナリストの広河隆一氏が目
撃した“チェルノブイリ後”の光景だ。患者の子供たちの多くは、白血病の中でも骨
髄性白血病を患っていた。ウラン燃料棒で核反応が起きた時にできる放射性セシウム
が原発事故で拡散され、被曝したせいだ、と母親たちは訴えていた。

「セシウムは人体に入ると、主に骨と筋肉の中に取り込まれ、放射線を出し続けるの
で、細胞ががん化したり、白血病になる可能性があります」(阪南中央病院の副院
長・村田三郎氏)

 セシウムは、福島第一原発からも漏れ出ていることが確認されている。3月23日に
は、原発から約40km北西にある福島県飯舘いいたて村の土壌から、1kg当たり16万
3000ベクレルの放射性セシウム137が検出された。これは、チェルノブイリ原発事故
で、同原発から半径150km地点で検出された量に相当する。繰り返される「ただちに
健康に影響を与える値ではない」というフレーズが、大きく揺らぐ。事故から25年後
の現在まで続く、チェルノブイリの爪痕を追った。

 今から約25年前の'86年4月26日、チェルノブイリ原発事故が起きた。4号炉では
前日から保守点検のために原子炉停止作業が行われており、それに合わせて非常用電
源テストを行う予定だったが、停止するはずの原子炉は暴走を始め、爆発した。建屋
の外にいた目撃者によれば「爆発は複数回あり、夜空に花火が打ち上げられたかのよ
うだった」という。

「汚染地域」という言葉は、通常、セシウム 137による地表汚染レベルが、1平方キ
ロメートルあたり1キュリー(370億ベクレル)以上の場所を指す。チェルノブイリ原
発事故の場合、ロシア、ベラルーシ、ウクライナの3ヵ国だけで汚染地域は14.5万平
方キロメートルに及んだ。これは、日本の本州の60%に相当する。ちなみに汚染地域
の住民は約 657万人だった。当時のソ連政府は、原発から30km圏内の住民約13万5000
人を強制避難させると同時に、事故現場の始末と、コンクリートで原子炉を覆おおう
「石棺」の建設を始めた。

 30万立方メートルのコンクリートと、6000tの鉛などの金属を使った「石棺」は、
'86年中に完成したもののその“汚染”はすぐに消えるものではなかった。この時
期、正規軍を中心に若い軍人やソ連各地の技術者や作業員が現場へ派遣されたことは
分かっているが、そこでどのような作業が行われたのかは定かでない。計測器が不足
していたため、軍人や作業員の被曝線量も不明だという。しかし、4号炉の周辺には
炉心の破片が飛び散っており、非常に高い放射線の中で片付け作業が行われていたは
ずだ。事故当時の参謀総長・アフロメーエフ元帥は、「事故発生から1ヵ月半は戦争
のような混乱状態だった」と回顧している。

今も続く身体の異変

 チェルノブイリから約600km東にあるウクライナのドニエツクに住むアナトリーさ
ん(54)は、本誌の取材に次のように語った。彼は事故直後のチェルノブイリで事故処
理にあたった一人だ。

「俺は事故後のチェルノブイリ原発で働いていたんだ。期間は、'89年4月から3ヵ
月間。4号炉の周りに散らばった瓦礫を集めて、敷地内に埋める仕事だった。重機を
使って5mくらい穴を掘っては、そこに瓦礫を埋めていくんだ。その作業を一日2~
6時間やっていたよ。その時は、そこがどれほど危険な場所かまったく分かってな
かったんだ」

 アナトリーさんが働き始めたのは、事故から3年後だったが、4号炉の異様な雰囲
気をよく覚えているという。

「4号炉の中に入ることはなかったけど、近くで作業することはあった。けれども15
分くらいしかいられなかった。激しい頭痛と吐き気に襲われて、居続けることができ
なかったんだ。被曝線量なんて末端の人間には教えてくれなかったよ」

 体の異変を感じたのは、3ヵ月の作業を終えて、ドニエツクへ帰った後だった。突
如、急性肺気胸となり、186日間の入院を余儀なくされたのだ。その後も、胃潰瘍や
原因不明の頭痛などの症状に襲われた。それ以来、アナトリーさんは年2回、計4週
間入院して、検査しながら治療を受け続けている。

「同じ境遇の人とは頻繁に情報交換をしている。事故直後、同様の作業を行った人の
中には、作業が終わって1~2年で亡くなった人もいる。生き残った人もみな、何ら
かの病気で悩んでいるんだ。症状の軽い人もいれば、ストレスから精神病を患ってい
る人もいる……」

 京都大学原子炉実験所の今中哲二助教によれば、'88年以降に事故処理にあたった
作業員のうち、何らかの疾病を患っている患者は'91年時点では約1%ほどだった
が、年を追うごとに増加し、'94年には13%に達しているという(『技術と人間』'97
年5月号より)。さらに、健康被害は汚染地域の住民へも広がっている。

 グラフは、ベラルーシにおける15歳未満の甲状腺がん発生件数(上)と全人口での発
生件数を比較したものだ。事故の4年後から、子供の甲状腺がんが急激に増えたこと
が分かる。前出の今中助教は著作にこう書いている。

「IAEA(国際原子力機関)などの学者は当初、診断技術や検診制度の改善にともなう見
かけの増加と主張し、事故との因果関係を認めようとしなかった。しかし、今では
チェルノブイリの被曝影響であることは否定しがたくなっている」(「原子力発電、
チェルノブイリ、そして日本の原発」より)

 今、福島第一原子力発電所から漏洩し、検出されている放射性物質は、セシウムと
ヨウ素だ。放射性物質による人間や環境への影響を調査研究している日本大学歯学部
アイソトープ共同利用施設専任講師・野口邦和氏が言う。

「チェルノブイリは広島原爆の500倍と言われていますが、この数値はセシウム137の
量の比較において出てきた数字です。セシウムの半減期は30年なので、いまだに原子
炉から30km圏内は立ち入り禁止で無人地帯となっています。汚染されているので、避
難した住民が戻ることができないのです。ちなみに、ヨウ素は約3ヵ月で放射能がな
くなります。福島第一原発の事故でも、短期的にはヨウ素、長期的にはセシウムが心
配です」

“福島原発後”を生きる

「医者はこれ以上治らないと言うけど、諦めたくない。息子は将来、英語の翻訳家に
なるのが夢なの。今は無理だけど、いずれ両手を使わなくても、鉛筆を持てるように
なってほしい」

 キエフ市近郊にある「被災者」用住宅で、フォトジャーナリスト・森住 卓氏がユ
ヒメンコ・スタス君と出会ったのは、5年前にチェルノブイリを取材した際のこと
だ。生まれつき両手両足に障害のあるスタス君のレントゲン写真(本誌28ページの上
写真参照)を見せながら、母親は病状を説明した。

「息子は生まれつき両手両足が内側に曲がっていて、指も変形しています。2歳まで
に3度手術をしましたが、歩けるようにはなりませんでした。でも、私が暗くなって
しまったら息子がかわいそう。できるだけ明るく接しています」

 この母子のように、汚染は先天性異常として次の世代にも拡がっている。ベラルー
シでは、チェルノブイリ以前から新生児や胎児の先天的障害に関するモニタリングを
国家規模で行っているが、そのデータにも事故の影響は見て取れる。1平方キロメー
トルあたりのセシウム137による汚染度が15キュリー以上と高い地域では、増加率
79%、1~5キュリーの地域でも35%増加したという。

 では、福島第一原発でも、今後同様の被害が広がる可能性があるのだろうか。

 前出の野口氏はこう話す。

「海に漏れ出た放射性物質がどこから流出したのか分かっていません。これからも続
くようであれば大きな問題です。魚への汚染も当然予想されますが、魚は一ヵ所に
じっとしていませんから、すぐに影響を受けるとは思いません。しかし、貝類などの
動きの鈍い生物や海藻類など動かない生物はまともに影響を受けることになります。
これは土壌汚染と同様に、当然、人間にも影響を与えることになるでしょう。また、
汚染があまりにひどい土地は放棄されるでしょう。すると、そこに自生する木や草を
食べる動物や鳥にも汚染が拡大していくことが考えられます。チェルノブイリ後に
は、周辺国で小児の甲状腺がんが増加しました。私たちも “福島原発後”をこれか
らも長く生きていくわけです。同様の事態が起きる可能性はあります」

 本誌が前半の特集で書いたとおり、数値が多少下がろうとも、“汚染の蓄積”こそ
が人体に決定的なダメージを与えるのだ。各々が見えない放射線のリスクを理解し
て、身の守り方を決定するしか方法がない──。25年経ってチェルノブイリが伝える
教訓は、まさにそれであろう。



フライデー 4月15日号
注目
「皮膚がボロボロになった夫は《東日本》大震災の直前に亡くなりました」そう語る
妻も2度の自殺未遂を
《東海村》JCO臨界事故 犠牲となった住民《大泉昭一さん》の「被曝写真」

 放射能事故の犠牲者の一人が、茨城県日立市内の病院で息を引き取った。'99年9
月30日に起きたJCOジエイシーオー臨界事故で被曝ひばくした、大泉昭一さん(享
年82)である。

「夫が亡くなったのは、東日本大震災が起きるわずか1ヵ月前、2月7日のことで
す。昨年の夏も猛暑の中、原発の恐ろしさを伝える講演をするために、広島や東京な
ど全国各地を回っていました」

 夫の遺影の前でこう語るのは、昭一さんの妻・恵子さん(71)である。恵子さんによ
ると昭一さんは、亡くなる当日に病床で息も絶え絶えに訴えたという。

「(昨年6月に発足した)『臨界事故を語り継ぐ会』を、やっていけるか……」

 恵子さんが「大丈夫だよ。意志を継いでやっていくよ」と答えると、昭一さんは安
心したように目をつぶった──。

 臨界事故発生当時、大泉さん夫妻はJCO東海事業所(茨城・東海村)から120mほ
ど離れた場所にある、昭一さんが経営する自動車部品会社の工場にいた。午後3時過
ぎ、消防団員がただならぬ様子で、工場に飛び込んで来る。

「目の前の会社が、午前10時半過ぎに大きな事故を起こしたようです!」

 状況が理解できず昭一さんは村役場に電話したが、パニック状態なのか電話に出た
職員は「退避してください」の一点張り。仕方なく夫妻は工場から3kmほど離れた自
宅に車で戻りテレビを点けると、「被曝」というおどろおどろしい言葉を使って、放
射能漏れを起こしたJCOの臨界事故の様子が報じられていた。

「驚きました。東海村に住友金属鉱山の大きな建物があるのは知っていましたが、隣
にあるJCOという子会社が放射能漏れ事故を起こすような危ない作業を普段してい
たことすら、その時まで知らなかったのです。夜7時頃だったでしょうか。東海村の
役場の職員から電話が入り、『避難所のコミュニティーセンターへ来てくれ』と言わ
れました」(恵子さん)

 昭一さん夫妻は、そこで被曝線量の検査を受ける。だが簡易測定器で数十秒ほど身
体や服を調べられただけで、「問題ない」と判断された。恵子さんの身体に変調が現
れたのは、自宅に戻って寝ていた翌日の未明のことである。

「お腹の激しい痛みに耐えられず、目を覚ましたんです。激しい下痢にも悩まされま
した。この日はずっと寝ていましたが、身体は着替えるのが億劫おつくうなほどだる
いんです。数日すると、今度は味覚が無くなってきました。どんどん食欲が失せて、
事故前には50kgあった体重も1ヵ月で40kgを切るほど減ってしまったんです」

 その後も恵子さんの体調は、一向に良くならない。昭一さんの工場に行くと胸が張
り裂けそうな激しい動悸を感じ、JCOの近くにも行けなくなってしまう。

「住友金属のビルが“悪魔の塔”に見えました。前を通るだけで、気分が悪くなりま
す。息子の勧めで精神科へも通いましたが、気持ちは塞ぎ込むばかり。『辛い思いま
でして生きていたくない……』。こう考え始めた私は、2度自殺を図りました。1度
目は、崖の上から海に飛び降りようとしました。衝動的にタクシーに乗り近くの岸壁
に行きましたが、急に自分でしようとした行為が怖くなり、すぐに自宅に戻りまし
た。2度目は、医師からもらった抗うつ剤を発作的に大量に呑んだんです。幸いすぐ
に病院に搬送され、一命を取り止めました……」

 昭一さんの体調も悪化し始める。最も症状が重かったのが、恵子さんが「もともと
弱かった」と言う皮膚だ(写真)。

「事故の翌月から手のひらが水ぶくれのようにかぶれ出し、背中までボロボロになっ
ていったんです。『かゆみと痛みで夜も眠れない』と話していましたが、医師からも
らった10種類の薬も効果はありません。不気味な赤い斑点はんてんが現れ、毛細血管
が浮き上がり、皮膚はどんどん爛ただれていきます。医師は『被曝によるものかもし
れない』と話していたようですが、診断書は書いてくれませんでした」

 昭一さん夫妻は'02年9月に、JCOと住友金属を相手取り約5760万円の損害賠償
を求める訴訟を起こした。しかし最高裁は、'10年5月に「被曝と体調悪化の因果関
係は認められない」と請求を棄却。判決を受けても昭一さんは、「被曝者の戦いは終
わらない」と講演などの活動を続けていたという。最近は体調も落ち着いてきた恵子
さんは、「夫の遺志を継ぎ原発の危険性を訴え続けたい」と語る。



フライデー 4月15日号
注目
【潜入ルポ】放射線量が増大し作業はますます危険に
福島第一原発「被曝覚悟で闘う現場作業員たち」
http://www.bitway.ne.jp/kodansha/friday/scoopengine/


 芝生の上にサッカーボールは見当たらなかった。ピッチの隅に追いやられたゴール
の脇では、クレーン車が鉄板を敷き詰める作業を進めている。駐車場に目を向ける
と、陸上自衛隊の74式戦車が2台と航空自衛隊の赤い消防車数台が見える。
 パタパタパタパタ……。
 大きな音がする方角を見上げると、迷彩色のヘリコプターが降下してきた。砂埃が
上がる着地点に向け、防毒マスク、防護服をまとった白装束の男たち数人が駆けてい
く──。サムライジャパンの合宿所として知られる、日本最大のサッカー施設「J
ヴィレッジ」(福島県双葉郡楢葉町)。原発建設の見返りとして東京電力が県に寄贈し
た広大なサッカー場は、皮肉なことに、その東電のために戦場と化していた。
 東日本大震災以来、緊迫した状態が続いている福島第一原発。東電社員、自衛隊、
東京消防庁ハイパーレスキュー隊らが連日、命がけの復旧作業を行っている。
 その前線基地となっているのが、第一原発から南方20kmに位置するJヴィレッジ
だ。避難勧告エリアにあるため、メディアのカメラが入るのは本誌が初。だが、記者
が現地に足を踏み入れた3月27日午後の時点で“基地”には100名以上の男たちがい
た。自衛官や消防隊員より、むしろ目立ったのは大手ゼネコンや東京電力の協力会社
の作業員たち。
「私たちはテレビには映りませんから」
「一般人」の多さに戸惑う記者に、笑いかけたのは大成建設の作業員だった。東電の
要請を受け、社員26名、協力会社の作業員100名の陣容で、3月16日から福島第一原
発内で作業を行っているという。
 実際に第一原発敷地内で作業を行った作業員の一人はこう語った。
「防護服を着て、3号機の10mくらいまで接近して作業をしました。消防車やポンプ
車が通れるように、重機で瓦礫を撤去するのが私たちの仕事です。3月18日の朝7時
に敷地内に入り、戻ってきたのは夜8時くらい。東電さんが線量計で放射線の数値を
測ってくれます。限界に達するとアラームが鳴って知らせてくれる仕組み。社の規定
では1時間あたり100ミリシーベルトが被曝の限度ですが、今回は80ミリシーベルト
に設定して、安全第一でやっているので、実際に作業できる時間は2時間程度。一度
に作業するのは20人くらいで、その他の人は、敷地内にある免震棟という非常時に使
う施設で待機。目に見えない放射能の恐怖の中での作業は緊張します」
 そう言うものの、作業員の言葉は力強い。士気が高いのだ。
「みな、志願した上で、上長と面接して意思を再確認してから、ここに来ています。
国を救いたいという一心です」
 Jヴィレッジ内の駐車場で待機していた東電の二次請け会社の役員が恐怖体験を振
り返る。
「私たちは物流を担当しています。毎日、「カロリーメイト」や野菜ジュースなどの
食料、ホースなどの資材を原発まで届けるのです。問題なのは、私どものような下支
え作業員のところには、情報が届くのが遅いということ。3号機から原因不明の黒煙
が出た日(3月23日)も、煙の中を、車を走らせ、原発敷地内に入っていました。『こ
れはヤバイな』と慌てて荷を下ろして引き揚げたんですが、まさか退避命令が出てい
たとは……。幸いその日の放射線量検査はセーフ(基準値内)でしたが、翌日はアウ
ト。少し、被曝してしまいました」
 彼の言う「翌日」とは、東電の協力会社の作業員3名が、3号機のタービン建屋地
下で作業中、170~180ミリシーベルトという高濃度の放射線に被曝。うち、2人が病
院へ運ばれた3月24日のことだ。
「実は、私はあの3人のすぐ隣で除染を受けていたのです。裸になって、空のプール
に入って水で体を洗うのですが、仕切りがあって、彼らの表情までは見えませんでし
た。ただ、東電社員や消防隊員が大勢駆けつけたので、かなりヤバい状況だというの
は分かった。ここに来て10日になります。もちろん、ニュースはチェックしているん
ですが、放射能に対する恐怖に慣れつつあるのが怖いですね」
 自衛隊員や消防隊員で宿泊施設が一杯なため、彼らは自分たちのバスの中で寝泊り
しているという。

「命の保証はできない」
 話を聞いている最中に東電の総務と名乗る男が険しい顔で近づいてきた。
「許可は取っているのですか。作業員たちに声をかけるのはやめてください」
 その後、作業員たちは口をつぐんでしまった。3月29日付「東京新聞」は、東電の
協力会社が日当40万円という高報酬で作業員たちを募っていたという証言を掲載し
た。
「現在は20万円ほどだそうですが、震災翌日には100万円の値がついたそうです」
 と驚きの証言をするのは、原発から約25km、屋内退避エリアの福島県南相馬市に今
も暮らす田中 大さん(30・仮名)だ。
「知人が福島第一原発で働いていたんです。震災当日は4号機で作業をしていたんで
すが、新潟への避難を決断。親戚にも県外退避を促していると、作業員仲間から電話
があって、『明日、現場に出たら報酬100万円だそうだ。命の保証はできないらしい
けど』と誘われたそうです」
 知人がこのオファーを蹴ったことを知って、田中さんは恐怖を覚えたという。
「いわば、原発の現場を熟知する人間が避難する道を選んだワケですから。彼は『い
つまで南相馬にいるつもりだ? プルトニウムが撒き散らされていることが発表され
たら、自由に移動できなくなるかもしれないぞ。浪江(原発のある地区)から福島市ま
では汚染されやすいホットスポット。間違いなく人体に影響はある。ヨウ素は甲状
腺、セシウムは精巣に貯まり、がん発症の引き金になる。水も飲むな。今の基準値は
事故後、100倍甘く引き下げられた数値だ。みな、パニックが起きないよう安全を強
調しているんだと思う』とまで言っていた。彼と話した3日後の3月28日、プルトニ
ウムが検出されたという報道が出てゾッとしました」
 プルトニウムは報道の1週間前に採取された土から検出されたことを考えると「安
全を強調している」という言葉が不気味なほど真実味を帯びる。
 Jヴィレッジには、そんな被曝確実の現場に向かう人が現在も溢れていた。一体、
なぜ、何のために──前出の会社役員はこう理由を語るのだった。
「ウチは発注元と条件面の話はできていませんが、仕事だからというのはある。けれ
ど、それ以前に日本を救いたい。家族を守りたいという使命感が我々を突き動かして
います。中一になる息子は『父さんが頑張ってるんだから、俺も頑張るよ』と見送っ
てくれましたが、不安は隠せなかった。確かに放射能は怖い。けれど、誰かが行かな
いといけないから」
 テレビには映らない、無名のヒーローたちが原発危機と日夜戦っている。

本誌掲載写真

PHOTO:結束武郎
命懸けで働く作業員に、被曝に対する予防を!

「隊長の会見を見て、胸を打たれました。彼らは命を懸けて最前線で戦っていた。な
らば、我々、医療者は有効な予防法を考え、彼らを守らなければならないと感じたの
です」
 3月18日から行われた、福島第一原発内での東京消防庁ハイパーレスキュー隊によ
る放水作業は、一定の効果を得たと言われている。被曝しながらも任務にあたった隊
員、なかでも冨岡豊彦総括隊長(47)らの涙ながらの会見に多くの人が胸を打たれた。
冒頭のように語る、虎の門病院血液内科部長の谷口修一医師もその一人だ。原発内外
では今もなお、高濃度の放射線が測定されている。
「これからも原発の第一線で働き、被曝してしまう人は多いでしょう。急性の放射線
障害は細胞分裂が速い細胞で起こりやすい。まず、破壊されるのは骨髄(造血)機能と
生殖機能です。造血障害による“致命的な状況”を防ぐには、“造血幹細胞移植治
療”が効果的。作業員から事前に血液を造る幹細胞を採取・保存しておけば、造血機
能が破壊されても、保存した幹細胞を再注入して、造血機能を回復させることができ
るのです」(谷口医師)
 3月28日、原発2号機タービン建屋脇のトレンチに溜まった水の表面から、毎時
1000ミリシーベルト以上の放射線量が計測された。これは、作業員の被曝線量上限の
約4倍。30分その場にいただけでリンパ球が半減。1時間で嘔吐などの急性症状が現
れ、4時間いれば1ヵ月以内に50%の確率で死亡するとされる値である。しかし、冷
却機能復旧のためには汚染水の除去が目下の最優先課題。当然、多くの人が現場で作
業することになる。その際に、先の“造血幹細胞移植治療”は有効な“予防”になる
という。
「地震発生以来、我々の想像を絶することばかりが起きている」
 こう語るのは、九州大学病院遺伝子・細胞療法部の准教授・豊嶋崇徳てしま たか
のり医師。対応が後手後手の東電と政府に苦言を呈し、豊嶋・谷口両氏は、作業員へ
の予防医療の重要性を語る。
「重大事故時の緊急作業において総被曝線量の国際基準上限は500ミリシーベルト。
“予防”をしておけば、その10~20倍くらいまでの被曝をしても治療が出来る」(谷
口医師)
 つまり、急性症状が現れ始める1000ミリシーベルト以上の被曝をしても治療は可能
なのだという。方法は?
「直接、骨髄に針を刺して髄液を採取するのは、かなりの痛みを伴い、作業員が仕事
に復帰するにも1週間ほどかかる。他に、G-CSF(体内に存在する白血球を増やすサイ
トカインというタンパク質)という薬剤を投与し、骨髄から造血幹細胞を追い出し、
採血する方法もあります。ただ、この方法でも、充分な幹細胞を得るには4~5日か
かる」(豊嶋氏)
 今、この瞬間も現場の最前線では作業員が戦っている。一刻の猶予もない。だが、
別の手立てがあるという。
「『モゾビル』とG-CSFを併用することで、幹細胞を採取するため、4~5日かかっ
ていた治療を1泊2日の入院に短縮できます。ただ、『モゾビル』は日本では未承認
なんです。欧米やアジア諸国ではすでに使用されている薬剤なのですが……」(豊嶋
氏)
『モゾビル』は造血幹細胞の血中濃度を高め、採取しやすくする注射薬。入院1日目
の夜12時頃、皮下注射で投与する。翌朝6時にG-CSFを筋肉注射し、9時頃から採取
開始。3時間後の12時頃に終了する。
「副作用は一切ない。採取も通常の採血と同様で両腕を伸ばした状態で針を刺すだ
け。退院後、すぐに作業に戻っても問題はありません。私どもは、モゾビルの使用許
可を得るために官邸にも足を運びました」(谷口医師)
 他国で使用を許され、日本では未承認の薬剤の使用要請を官邸はどう受け止めたの
か? 厚労省関係者が明かす。
「仙谷由人官房副長官はその案件について、表立って了承はしないが、薬剤の使用を
禁止することもしなかった。前代未聞です」
 明るい話に聞こえるが、豊嶋医師は“治療の限界”についても明かす。
「急性障害自体は2週間で治ります。だが、これはあくまで“血液の部分”に関して
のみ。例えば造血器官の次に影響を受けやすい、腸などに内部汚染が進むと、腸管破
壊が起こってしまいこの予防法では手に負えない。あくまで、限定的な保険のような
ものです」
 3月30日時点、すでに谷口医師の下には、“移植医療”依頼が届いている。患者は
原発周辺のガレキ除去に向かう作業員。費用は保険が利かないため、1回20万円と高
額だ。
「治療費を支払うのは国か、それとも東電や関連企業なのか──。早急に対応してい
かなければならない問題です」(豊嶋医師)
 高い“保険料”だが、命をお金の多寡たかでは語れない。国や東電は最低限この移
植の費用を負担すべきではないか。



フライデー 4月15日号
【衝撃写真!】3号機の建屋で作業員が汚染水に浸かった事故 ──同様の被曝はか
つて敦賀原発で起きていた
ベータ線熱傷「黒褐色に爛れた肌、地獄の苦しみ」
http://www.bitway.ne.jp/kodansha/friday/scoopengine/



本誌17ページ大写真の赤黒く腫れ上がった右ヒザの皮膚── これは、今から40 年
前の'71年に敦賀原発で被曝した、岩佐嘉寿幸さんを死ぬまで苦しめ続けた被曝の痕
である。3月24日に福島第一原発で被曝した作業員の症状として疑われる、ベータ線
熱傷の凄まじい患部なのだ。

 '11年3月24日、福島第一原発3号機のタービン建屋内で、電気ケーブルを敷設し
ていた作業員3人が、170~180ミリシーベルトの放射線を浴び、病院に運ばれた。

 このうち2人が、放射能に汚染された水たまりに短靴で入り、くるぶしから下が直
接汚染された水に触れたとして、3人は千葉県千葉市にある放射線医学総合研究所
(放医研)に搬送された。3月28日の時点で彼らは、「被曝をしてはいるものの、低い
レベルにある」(放医研・原田良信広報課長)とされて一時退院しているが、予断を許
さない状況だ。

 彼らの症状として疑われているのが、ベータ線熱傷である──。

 放射線科医師で阪南中央病院(大阪府松原市)の村田三郎氏はこう指摘する。

「ベータ線熱傷は、放射線による火傷やけどのようなものです。受傷者の肌の強さに
よっては、受傷後数日経過してから、皮膚に赤い斑点はんてんが出たり、表皮が剥は
がれ落ちたりといった症状が出ることもあります。さらには、患部が黒褐色に爛ただ
れてきたり、潰瘍かいよう化したりと症状が進行してくることもあるのです」

 作業員たちがベータ線熱傷を疑われている足先には、毛細血管やリンパ管が隅々ま
で巡っている。村田医師が続ける。

「もし放射線が足の血管やリンパ管を傷つけてしまうと、傷ついた部分から血液やリ
ンパの流れが滞とどこおり、むくんでしまいます。足に水虫などがある場合も、表皮
が弱っているということなので、悪化する恐れがあり、注意が必要です」

 過去にも福島第一原発の作業員たちと同様に、ベータ線熱傷を負った労働者がい
る。本誌は、この人物の症状を克明に記録した衝撃的な写真を入手した。本誌17ペー
ジからの3枚がそれである。

 これは、'00年10月11日に亡くなった、日本原子力発電の敦賀原発(福井県)で働い
た経験を持つ岩佐嘉寿幸かずゆきさん(享年77)の右ヒザの写真だ。岩佐さんは'71年
5月27日に、同原発の原子炉格納容器の出入り口付近で、パイプに枝管を取り付ける
穴を開ける作業を行っていたところ、被曝した。わずか2時間30分の作業時間内での
出来事だったという。

 岩佐さんは、被曝の8日後から右ヒザの内側が赤く爛れて発熱し始めた。本誌17
ページの写真は、被曝してから数週間後のものだ。その後は、患部が黒褐色に変色
(本誌18ページ上の写真)し、むくみが発生。岩佐さんが法廷闘争の決意を固めた'74
年の春には、どす黒く変色し、無残に腫はれ上がってしまっていた。

 岩佐さんをはじめ、多くの原発労働者を取材し続けてきたフォトジャーナリストの
樋口健二氏(74)は、当時の様子をこう振り返る。

「彼と初めて会ったのは'74年ですが、その頃からたくさんの薬を服用し、常にだる
さと痛みを訴えていました。また、精神的にも不安定になっていて、うつ状態の時に
は、周囲に突っかかっていました」

 また、腫れ上がった足は、

「岩佐さんと一緒に銭湯に行った時など、彼から『ほれ、樋口さん押してみろ』と言
われて、足を指で押すと、そこが陥没してしまって簡単には元に戻らないんです(本
誌19ページの写真)」

 そのような病状の中、岩佐さんは大阪大学病院から「放射性皮膚炎、二次性リンパ
浮腫ふしゆ」という診断を得て、'74年4月15日、日本初の原発被曝訴訟に踏み切
る。

「当時の日本は、原発を次々に作っていましたから、そういった訴訟は国からはもち
ろん、一般の方々にも理解はされませんでした。法廷で10人の御用学者たちと闘って
疲れ切ったところに、周囲からも嫌がらせがある。岩佐さんは表には出しませんでし
たが、かなり参っていました。そこへもってきて、訴えた翌年の '75年には、奥さん
をがんで亡くしてしまったんです。あの時は本当に辛そうで見ていられませんでし
た」(樋口氏)

 俗に「ぶらぶら病」と呼ばれる極度の無気力や倦怠感により、岩佐さんは樋口氏の
取材中に横になることも頻繁にあったという。

 腫れ上がった足をサポーターで締め上げ、多くの薬を服用しながら、16年間続いた
法廷闘争は'91年12月17日、最高裁判所の「作業中に被曝した証拠はない」とする上
告棄却判決で、敗訴が確定する。

「一審で請求が棄却されて、最初は、国への恨みから二人で無念だと泣いたんです。
控訴するかについてはかなり時間をかけて悩んだようで、岩佐さんから『もうやめよ
うと思う』と相談を受けたこともあります。それでも話を続けるうちに、『このまま
では引き下がれない、今後も出てくるだろう同じような被曝労働者のためにも、負け
るのを覚悟で、声を発し続けよう』ということで、他の原発労働者のために闘い続け
たんです」

 岩佐さんの16年の苦闘の意味をそう語った樋口氏は、'00年秋、岩佐さんが亡くな
る2週間前にも病院へ呼ばれている。

「病院の玄関に入るなり、4階にいる岩佐さんの『苦しい、痛い、助けてくれ!』と
いう叫び声が聞こえてくるんです。それぐらい凄まじかった。それでも最後には『自
分が死んでも、今までの記録を世の中に伝えてくれ』と頼まれました」

 苦しみ抜いた岩佐さんの壮絶な体験を、今後、活かしていかなければならない。


フライデー 4月15日号
「人類の災禍だ。世界を汚しやがって!」この国は今、世界からどう見られているの

海外メディアが報じる「被曝列島ニッポン」
http://www.bitway.ne.jp/kodansha/friday/scoopengine/



〈仏原子力安全機関のアンドレ=クロード・ラコスト局長は記者会見で、『フクシマ
の事故は広汎な地域を汚染するだろう』と説明した。『100km圏を越えたあちこちで
汚染が見つかってもまったく驚かない』『総括的な数字を持っていないが、汚染され
た区域の管理には何年、あるいは何十年かかることが考えられる』と強調している〉
(フランスの日刊紙『リベラション』のネット版記事)

〈フクシマ原発の作業員はまるで死刑執行を待っているかのようだ。そこまでリスク
を背負って解決しなければいけない問題が生じたのは、最初から技術的欠点があった
からだ〉(ドイツの『デール・シュピゲール』紙)

 3月12日の「福島第一原子力発電所」の爆発事故以降、海外メディアは連日、日本
の惨状を大々的に報じている。

 日本の大手メディアは、枝野幸男官房長官や経済産業省原子力安全・保安院の発表
を流し、識者のコメントを報じるばかりだが、海外のメディアは日本の現状をどう伝
えているのか。

 冒頭の「リベラション」のように、フランスではあたかも日本が“被曝列島”の如
く報じられている。事故発生当時からテレビやラジオでは「アポカリプス(世界の終
わり)」という表現が繰り返し使われ、「放射能の封じ込めに失敗したら、カタスト
ロフ(破局)が訪れる」など、センセーショナルな報道が多い。しかし、その過激な論
調は危機感の裏返しなのだろう。フランスは58基の原発を抱え、電力の約80%を原子
力に頼る世界No.2の原発大国。'08年にはフランス南部のドローム地方で放射能漏
れの事故が起きて、100人が被曝し、メディアも国民も原発事故に非常に関心が高い
のだ。そんなフランスの夕刊紙『ル・モンド』は3月26日、“静かなる罪人”という
タイトルの記事を掲載した。同紙が指す罪人とは、誰あろう「東京電力」である。

〈福島原発は、1960年のチリ地震で発生した津波を参考にして5.5mの波に耐えるよ
う考案されたものである。(中略)『東京新聞』によると、福島原発の設計に参加した
東芝の2人のエンジニアは、『低すぎる危険度』が計算の基本として採用されたと考
えている。心ならずも、枝野官房長官は、『危機状態を脱したら、東京電力の管理状
況を見直さねばならない』と認めた。当然だ。しかしその間に一体何人の犠牲者が出
るのだろう?〉

 電力会社の名前まで挙げ、かくも痛烈に批判する国は、フランスだけだが、イギリ
スの『タイムズ』紙は、日本政府の失策を次のように報じている。

〈国際社会が日本政府の対応に呆れている気配がある。日本人である『IAEA』の天野
之弥ゆきや事務局長が『情報の流れを改善すべき』と話しており、日本政府の情報操
作を非難していることが分かる〉

 同記事は「日本人の間でも政府の対応に対する不満が高まっている」とまとめてい
るが、この指摘はもっともだ。国民に正確な情報を伝えず、パニックを招くばかりの
菅内閣の失政は、日本国民が痛感している。

 世界最多、104基の原発を有するアメリカはどうか。『ABCテレビ』は、3月17
日、福島第一原発で現場の最前線に残って復旧作業を続けた作業員たちを「フクシマ
50フイフテイーズ」と名付け、決死の覚悟で国難を封じようとする姿を英雄的に報道
した。その一方で日本産の食品には厳しい目を向けている。米の「FDA(食品医薬
品局)」は 22日、福島など4県で生産・加工された牛乳、野菜などに関して全量検査
を実施し、放射性物質がないと確認されなければ輸入を認めないと発表した。この
ニュースは瞬く間に世界中に拡がり、諸外国は続々と日本産食品への警戒を強めてい
る。米国メディアが持つ影響力は甚大なのだ。

 そんななか、日本国内ではコンビニからミネラルウォーターが消え、テレビニュー
スは天気予報のように放射性物質の拡散情報を流している。さながら“放射能パニッ
ク”の様相を呈し始めているが、アメリカのメディアは日本の放射能汚染について冷
静に報じるものが多い。ペンシルベニア大学の放射線学准教授のアンドリュー・メイ
ドメント氏が言う。

「放射線のインパクトはあるとしても少ないか、あるいはほとんどないだろう。日本
のメディアで議論されているほどセシウムの量も深刻ではない。私は『ロサンゼル
ス・タイムズ』でも汚染の危険が報じられている日本産の海産物(魚)について、『安
全だ』とコメントしました」

 最後に、隣国のメディアに触れよう。韓国では『聯合ニュース』が、スケソウダラ
など、日本産の海産物にガイガーカウンターを当てて放射性物質を測定する人々の姿
を流し、『日本食に関する危機感が高まっている』と報じている。中国は、『人民日
報』が『IAEA』や日本政府の発表を掲載しているだけだが、インターネット上では、
「フクシマ50」を「現代の神風特攻隊」と称賛する声がある一方で、「アメリカはア
メリカの犬をついに見捨てたぞ!」「お前らは人類の災禍だ。世界を汚しやがっ
て!」など反日感情剥き出しのコメントも多い(ニュースポータルサイト『中国論
壇』)。

 メディアの数だけ、フクシマの真実があるのだ。

  

Posted by こまちゃん at 17:14Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年04月09日

飯田哲也 環境エネルギー政策研究所 所長 2011.4.5

環境エネルギー政策研究所 飯田哲也氏による
「二度と悲劇を繰り返さないための6戦略」@日本記者クラブ



関連資料@環境エネルギー政策研究所
http://www.isep.or.jp/images/press/ISEP_StrategyNo2.pdf

以下,環境エネルギー政策研究所Webサイトにある説明文
http://www.isep.or.jp/news/c_note.cgi#n_307


シリーズ「3・11大震災」の第一回として、原子力・エネルギー政策を専門とする飯田哲也さんが「二度と悲劇を繰り返さないための6戦略」を発表し、質問に答えた。福島第一原発について「チェルノブイリのような石棺封じ込め方式への転換」などの出口戦略を説明した。

≪「石棺化に早く転換するしかない」「日本の原子力技術では手に負えない。世界の科学と研究者を借りるしかない」≫

飯田哲也さんは、無策、無能、無責任の「原子力村」では対応できていないし、水による冷却もあきらめた方がいい、と述べ、「出口戦略に移るべきだ」と主張 した。

その内容として

①「原発震災管理官(仮称)」を任命し、指揮をとらせる

②チェルノブイリ式の石棺で、崩壊熱を管理しながら閉じ込める

③リアルタイム の放射能モニタリングを展開する

④実測・予測データに基づき避難地域を再設定する

⑤日本原子力研究開発機構(年間予算2000億円)の改廃などで、恒久的 な事故処理機関を設置する

⑥東京電力の賠償責任と、原発埋蔵金である再処理積立金(3兆円)などを活用した国の補償

――をあげた。

石棺については、ロボッ トでできる唯一の方法であり「これしかない」と述べた。さらに、

①浜岡原発など地震リスクに脆弱な原発の緊急停止命令を政府が出す

②原子力安全保安院など既存の規制機関を廃止し、独立した安全規制機関を新設す る

③全国一体の送電会社を創設し、地域独占・鎖国状態の電力市場を改革する

――などを提唱した。そのうえで、自然エネルギーへの投資を進め、2020年に 自然エネルギーの比率を30%に引き上げることを訴えた。計画停電を実施しなくても対応可能な方法も説明した。
福島第一原発の現状について「注水で、良くもなく悪くもない均衡状態が継続し、作業員被ばくと放射能流出がだらだらと続くいている。再臨界のリスクや水蒸気爆発のシナリオはゼロではない」と指摘した。
  

Posted by こまちゃん at 14:12Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年04月09日

【原発反対】ずっとウソだった×厚生労働省パンフレット

【原発反対】ずっとウソだった×厚生労働省パンフレット【斉藤和義】



勝手に転載。**********

zutto uso datta / kazuyoshi saito from likeasaito on Vimeo.



昨年のシングル「ずっと好きだった」の替え歌で、動画はサングラスに帽子の斉藤が
カメラの録画スイッチを押して正面のイスに座るところからスタート。
弾き語りで「この国を歩けば原発が54基/教科書もCMも言ってたよ 安全です」と、
痛烈なメッセージをぶつけている。

<歌詞>
この国を歩けば原発が54基
教科書もCMも言ってたよ安全です
俺たちを騙して言い訳は「想定外」
懐かしいあの空くすぐったい黒い雨
ずっとウソだったんだぜ
やっぱバレてしまったな
ほんとウソだったんだぜ
原子力は安全です
ずっと嘘だったんだぜ
ほうれん草食いてぇなあ
ほんと嘘だったんだぜ
気づいてたろうこの事態
風に舞う放射能はもう止められない
何人が被曝すれば気がついてくれるのこの国の政府
この街を離れてうまい水見つけたかい?
教えてよやっぱいいやもうどこも逃げ場はない
ずっとクソだったんだぜ
東電も北電も中電も九電ももう夢ばかり見てないけど
ずっとクソだったんだぜ
それでも続ける気だ
ほんとクソだったんだぜ
何かがしたいこの気持ち
ずっと嘘だったんだぜ
ほんとクソだったんだ  

Posted by こまちゃん at 10:35Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年04月09日

2011年4月8日格納容器に大量の放射物質が流れ込んでいる

東日本大震災支援特別番組 福島原発事故による影響について 汚染水 海への流出は止まった? 原子炉の現状は?

  

Posted by こまちゃん at 10:21Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年04月09日

原子力資料情報室から

2011/4/3 孫正義×田原総一郎 ゲスト 田中三彦、後藤政志

  

Posted by こまちゃん at 10:18Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年04月03日

原発事故 マンガ

チェルノブイリ原発事故に触発されて88年に書かれた山岸涼子の
「パエトーン」が執筆者本人により無料で公開されていると教えてもらいました。

 パエトーン
 http://hiyo.jp/Yp2

なんとも未来予言的な事態になってしまい、心が痛むのですが、原発という
モノがいったいどんなに悲惨な結果を生む存在かをわかりやすく書かれています。



夏の寓話 (山岸凉子スペシャルセレクション 6)  


Posted by こまちゃん at 09:30Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年03月30日

0.00009ミリシーベルトという低線量で白血病リスクが2倍



0.00009ミリシーベルトという低線量で白血病リスクが2倍に
ドイツ政府の調査資料より

ガンの確率がホンのちょっと上がるだけなんていう事をいう医者は信用しないほうがいい。
今後、5年後ぐらいから今回放射能を浴びた子どもたちが死にはじめる。
自然放射能と同列には見るべきではない。

  


Posted by こまちゃん at 12:16Comments(1)原発、核燃料再処理

2011年03月30日

国立がんセンターのデマ会見・・・2桁もデーター改鼠




http://ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/2218263/


なお、緊急記者会見中に例示されていたとおり、

210ベクレル/リットルの水道水を216リットルを飲んだとすれば、 

原子力安全委員会の実効線量係数を使えば、

乳児の実効線量は、

実効線量

=2.8×10-3ミリシーベルト/ベクレル×210ベクレル/リットル×216リットル 

=1.27 × 10+5 × 10-3

=127 ミリシーベルト

にもなって、

通常人のリミットである1ミリシーベルトの127倍、

「放射線安全主義者」の皆さんが放射線急性傷害発生の境目だという、100ミリシーベルトも軽く超えてしまうのです。

まったくムチャクチャな内容の記者会見です。

2桁も、国民に伝えるべきデータを改竄していたのです。

 ※意図的な改竄でないとしたら、
   理事長らは、飲食物の暫定規準算出の基礎となっている
   原子力安全委員会の基本文書を全く読んでない、
   ということを示しています。
 ※基本文書とは、
  ■「原子力施設等の防災対策について」原子力安全委員会
   http://www.nsc.go.jp/shinsashishin/pdf/history/59-15.pdf
   5-2 防護対策(抜粋)⑤ 飲食物摂取制限について
   5-3 防護対策のための指標(3) 飲食物の摂取制限に関する指標
  ■同付属資料14 「飲食物摂取制限に関する指標について」
   第39回原子力発電所等周辺防災対策専門部会(平成12年4月14日)
  ■「環境放射線モニタリング指針」平成 20年 3月原子力安全委員会
   http://www.nsc.go.jp/anzen/sonota/houkoku/houkoku20080327.pdf
 です。  


Posted by こまちゃん at 07:47Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年03月29日

『被曝治療83日間の記録』

【視聴・拡散】NHK スペシャル『被曝治療83日間の記録』 JCO東海村事故の治療記録。
http://vimeo.com/21545147

YouTubeで前に見た記憶があるのですが、消されてしまったようでした。
ここも消されないことを祈ります。  


Posted by こまちゃん at 16:47Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年03月29日

つらいニュース・・・私は電力会社を許せない


福島の野菜農家が自殺 摂取制限指示に「もうだめだ」
http://t.asahi.com/1t47

中国電力社長、上関原発推進 
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110329k0000m020116000c.html

土壌汚染「チェルノブイリ強制移住」以上 
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20110328000068

  

Posted by こまちゃん at 16:33Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年03月29日

放射性物質の表面濃度と総計のシミュレーション

ノルウェーの国立気象研究所が、ヨウ素(I 133)、セシウム(Cs 137)、キセノン(Xe 133)の表面濃度と総計のシミュレーションをだしています。リンク先はセシウムの総量ですが、他のものは > 印をクリックするとそれぞれ見ることができます。かなり重いというか、遅いので動きだすまで待って下さい。ノルウェーはEUに加盟しておらず、中立を貫いてますので、EUからの余計な圧力もなく信頼性が高いと思います。
シュミレーション動画は常に二日後までの予測をおこなっています

http://transport.nilu.no/browser/fpv_fuku?fpp=conccol_Cs-137_;region=Japan


  

Posted by こまちゃん at 10:17Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年03月29日

2011年03月26日

政府、マスコミが流さない原発情報源(覚書)動画チャンネル

覚書です。
随時加えて行く予定です。以前に配信されたものも見ることが出来ます。

ビデオニュース・ドットコム USTREAM局(無料)
http://www.ustream.tv/channel/videonews-com-live
http://www.ustream.tv/channel/videonews-com-live2

ビデオニュース・ドットコム有料(月500円 値段以上の価値あり)原発関係は無料放送中です。
http://www.videonews.com/

原子力資料情報室 USTREAM局(無料)
http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

岩上安身チャンネル 東電と保安院の会見 USTREAM局(無料)2画面
http://www.ustwrap.info/multi/3532343::6599253

上関原発埋め立て工事中継 陸からと海から USTREAM局(無料)2画面(地震後中継が止まってます)
http://www.ustwrap.info/multi/7222191::7083136

FM797京都三条ラジオカフェのUstream
http://www.ustream.tv/channel/fm797-radiocafe-live-program-from-kyoto

  


Posted by こまちゃん at 21:36Comments(1)原発、核燃料再処理

2011年03月25日

必見! 日本の大問題。

【特別番組】あえて最悪のシナリオとその対処法を考える
http://www.ustream.tv/recorded/13551476

なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち〜
http://video.google.com/videoplay?docid=2967840354475600719#

原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~
http://video.google.com/videoplay?docid=-584388328765617134&h#

  


Posted by こまちゃん at 22:17Comments(0)原発、核燃料再処理

2011年03月25日

覚書 暫定基準値について

原発事故で大量の放射性物質が大気中に放出され、各地で水道水や野菜などに汚染が広がっているようです。

そもそも、基準値の○倍とか報道されていますが、今回はその”基準値”のカラクリについてちょっと書きます。


新聞記事を読んでみると、


■水道水は乳児向けの厳しい基準
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110323/dst11032319290049-n1.htm

厚生労働省が示している食品の摂取制限に関する暫定基準値では、放射性ヨウ素は飲料水と牛乳・乳製品1キロ当たり300ベクレル。しかし、1歳未満の乳児については、食品の安全基準などを定める政府間機関「コーデックス委員会」が定めた国際規格に基づき、成人より甲状腺がんなどのリスクが高く影響を受けやすいとして、基準を通常の300ベクレルよりも厳格化し、100ベクレルとしている。

==========記事転載ここまで


■飯館村の雑草265万ベクレル 福島、野菜を大幅上回る
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/2011032401000495.htm

文部科学省は24日、福島県内で採取した雑草から検出した放射性物質の調査結果をまとめ、福島第1原発の北西約40キロの飯館村で20日に採取した雑草の葉から1キログラム当たりヨウ素254万ベクレル、セシウム265万ベクレルを検出したと発表した。
 食品衛生法で定められた暫定基準値は、ヨウ素が1キログラム当たり2千ベクレル、セシウムが同500ベクレル。厚生労働省によると、飯館村で採取された野菜からは1キログラム当たりヨウ素1万7千ベクレル、セシウム1万3900ベクレルが検出されたものもあるが、雑草からの検出量はこれを大幅に上回る。
 文科省の発表によると、原発から約25~45キロの複数地点で18日から21日に採取した雑草の葉から1キログラム当たりヨウ素3万6千~254万ベクレル、セシウム1万100~265万ベクレルを検出した。
 飯館村では、20日に採取した土壌からも土1キログラム当たりヨウ素117万ベクレル、セシウム16万3千ベクレルが検出された。

==========記事転載ここまで


記事をよく読むと、基準値は「暫定基準値」となっています。
実はこの、「暫定基準値」というのがクセモノです。


日本の水道水の基準値は、今回の原発事故前までは10ベクレル/Lが基準値でした。


ところが、福島原発事故後の3月17日に、突然この基準値が変更されることになりました。


3月17日に厚生労働省から食安発0317第3号が発令されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf

「当分の間、別添の原子力安全委員会により示された指標値を暫定規制値とし、これを上回る食品については、食品衛生法第6条第2号に当たるものとして食用に供されることがないよう販売その他について十分処置されたい。」


ということで、現在報道されている”基準値”というのは、原子力安全委員会が出した数値を、「暫定基準値」として使っているのです。


ですから、水道水へ含まれる放射性ヨウ素の基準値が、10ベクレル→300ベクレルに、突然30倍にもなった訳です。

つまり、水道水が通常の30倍以上汚染されないと「基準値以下」ということになるのです。



新聞では「コーデックス委員会が定めた国際規格に基づき基準値を決めた」となっていますが、コーデックスの国際規格によると、食べ物に含まれる放射性ヨウ素の基準値は100ベクレル/L。


出典:CODEX:食料と飼料における汚染と毒素に関する一般基準
"CODEX GENERAL STANDARD FOR
CONTAMINANTS AND TOXINS IN FOOD AND FEED"
http://www.codexalimentarius.net/web/more_info.jsp?id_sta=17


英語ですが37頁にヨウ素131「131I(Iodine)」が100ベクレルであることが記載されています。

ところが、原子力安全委員会が出した、野菜の放射能汚染の「暫定基準値」は2000ベクレル/Kgです。

コーデックス基準値のなん20倍!

野菜がコーデックス基準値の20倍以上汚染されないと、これも暫定基準値以下となる訳です。



原子力安全委員会が、通常よりもはるかにユルユルの「暫定基準値」なるものを設定しているというのがカラクリです。


こういう数字を”暫定的に”安全基準としているのだから、お役人さんも歯切れが悪いです。


汚染水道水で「情報開示」を押し付け合い 危険な濃度は口つぐむ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110323/plc11032323440017-n1.htm





飯館村の雑草265万ベクレル 福島、野菜を大幅上回る

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/2011032401000495.htm

文部科学省は24日、福島県内で採取した雑草から検出した放射性物質の調査結果をまとめ、福島第1原発の北西約40キロの飯館村で20日に採取した雑草の葉から1キログラム当たりヨウ素254万ベクレル、セシウム265万ベクレルを検出したと発表した。
 
食品衛生法で定められた暫定基準値は、ヨウ素が1キログラム当たり2千ベクレル、セシウムが同500ベクレル。厚生労働省によると、飯館村で採取された野菜からは1キログラム当たりヨウ素1万7千ベクレル、セシウム1万3900ベクレルが検出されたものもあるが、雑草からの検出量はこれを大幅に上回る。
 
文科省の発表によると、原発から約25~45キロの複数地点で18日から21日に採取した雑草の葉から1キログラム当たりヨウ素3万6千~254万ベクレル、セシウム1万100~265万ベクレルを検出した。
 
飯館村では、20日に採取した土壌からも土1キログラム当たりヨウ素117万ベクレル、セシウム16万3千ベクレルが検出された。

2011年03月24日木曜日
河北新報社
===============記事転載ここまで



コーデックスの国際基準値でいうなら、食品に含まれる放射性ヨウ素131は100ベクレル/Kgが基準値なので、

今回検出された254万ベクレルは、

原子力安全委員会の出した「暫定基準値」と比較すると1270倍。

通常基準値と比較すると2万5千倍になります。



いま報道で使われている”基準値”というのは原発事故後に出された「暫定基準値」と比較していると言うことを理解しておく必要があると思います。

**************

コーデックスが基準値を定めた根拠についての情報ではないのですが…。
コーデックスとはどういう組織かについては情報があります。
ご存知かどうか…。

http://www.youtube.com/watch?v=spoucYXa3-A

コーデックスはそもそも業界(巨大薬品企業、巨大化学企業、巨大バイテク
企業、巨大アグリビジネス企業、巨大医療企業)の利益保護のための基準で
あって、決して市民の健康・安全を守るためにつくられたものではない、
ということが上記の映像の中で力説されています。

日本の有機JAS規格もこのコーデックスの圧力でつくられており、
そのせいで、あんなユルユルの基準になっているらしいです。

だからコーデックスの基準は当てにならないと思います。
でも、そのユルユル基準すら、もう今の日本でははるかに上回って
しまっているのですね……


  


Posted by こまちゃん at 20:28Comments(0)原発、核燃料再処理